ねえ、聞いてくださる?

思ったことを気ままに書きます。

アレルギーのおはなし

 昨日、母が娘に買ってくれた
 「光るパジャマ」が光るさまを
 娘と見続けながら寝落ちしました。

 今日は休日出勤の予定でしたが
 娘の結膜炎が完治していないので
 お休みにしていただきましたー\(^o^)/
 快く「大丈夫!だいじょうぶ!」って
 言ってくれるとホッとします。
 ありがとうございます。

 さて、数日前からSNSで話題になってる
 卵アレルギーの1歳の子に
 母親が目を離したすきにどら焼きをひとかけら
 その子の口にふくませたおばあさん、について。

 私は恐らくアレルギーがありません。
 (それまで大丈夫でも後天的に発症する場合もあるので)
 娘も今のところアレルギーを起こすことなく
 過ごしています。

 おばあさんが悪意をもって
 子供に食べさせたわけではなく
 子供が可愛くてニコニコしながら
 あげたんだろうな~、というのは想像できます。

 でも、
 「アレルギーある子もいるから
 勝手に子供に食べさせないで!」と
 注意喚起をし始めたとたん
 「おばあさんがかわいそうだ」
 「親が目を離したのが悪い」
 と、母親を目の敵にし始める風潮は
 いかがなものかと思います。

 先日、娘の結膜炎をみてもらうために
 眼科を受診しました。
 お会計の際に経過をみるために
 次の週に予約を、と言われカレンダーを見てから
 娘を見るとあげた覚えのない飴を
 娘が手にしていました。
 そばにいたおばあさんがくださったようで
 幸い、
 ・飴が包装されたままの状態で
  娘に手渡してくれていた
 ・娘が食べられる飴であった
 ・娘が飴の袋を一人で開けずに
 持っていたので口に入れる前に気づけた
 ので私はおばあさんにお礼を言って
 眼科をあとにしました。

 でも、上記3点が
 全く逆のパターンだったら???
 きっとおばあさんが目の前で
 見ているにも関わらず
 すぐさま口から飴を出すように
 必死な形相で娘に言っていたでしょう。
 自分の指を無理矢理にでも娘の口に入れて
 飴をかきだしていたことでしょう。
 
 すぐそばに娘もおばあさんもいたのに
 飴をあげるであろう直前の会話は
 聞こえてきませんでした。
 どんなに予約のことで頭がいっぱいになっていても
 大きな声で話していたら気づくはず。

 そう、きっとおばあさんにも
 なんらかの後ろめたさはあったはずなのです。
 そうでなかったら
 私に声をかけて
 私の目の前で娘に飴をあげていたはずだから。

 分かるんです。
 そっとお菓子をあげたくなるくらい
 子供たちはみんな可愛いということも
 おばあさんの優しさも。
 でもそれ以上に母親の気持ちも分かるんです。
 どの事例もその場に母親しかいなかったんです。
 きっと他の家族と一緒に行動できていたら
 他の家族が気づいて仲介してくれたり
 もしかしたらおばあさんも
 お菓子をあげようという勇気が
 出なかったりしたのかもしれません。
 推測でしかないのですが
 母親一人で子供を連れて外出しているときの
 お母さんたちってどの状態でも
 「頑張っている」し「気を張っている」んです。
 でもその状態がずっと続けられる人なんていないですよね。
 おばあさんもそのお母さんの頑張りを
 当時の自分に重ねて子供も我が子のように
 愛しくなって過去を回想して
 お菓子をあげてしまったのかもしれない。

 そのひとかけらが
 その可愛い子を苦しませると
 知らずに。

 離乳食をすすめるとき
 初めての食品はほんの少しからスタートさせます。
 そして初めての食品は
 必ず病院があいてる日の
 午前中のうちにあげます。
 それは、もしもその子にアレルギー反応が出た場合
 すぐに病院に駆け込めるようにです。
 それまでアレルギー反応がなくても
 ドキドキしたのを思い出しました。
 もし、アレルギーがあると分かったら…
 その食品を使わないメニューを必死に考えるでしょう。
 既製品をあげるときは原材料欄を
 くまなくチェックするでしょう。
 そうやって必死に我が子の命を繋いできた。
 そんなお母さんたちを
 責めることは出来ないと思うし
 責める必要はないと思う。
 きっとお母さん自身が自分を強く責めているから。

 昨年、私自身
 全身にじんましんが出てアレルギーを疑われました。
 (実際は体が弱っていただけだったけど)
 全身に直径5~10センチ大の発疹が出て
 注射を2回、点滴1回、内服薬を飲み、
 軟膏を塗ってよくなりました。
 かゆみでその日の夜は眠れず、
 受診後仕事に行くも謎の苦しさと胸の痛みで
 早退しました。
 アレルギー反応でアナフィラキシーショック
 起こすと最悪の場合呼吸困難を起こし
 命にかかわってきます。

 母親が悪い、おばあさんが悪い
 と誰が悪いかを議論している時間があったら
 アレルギーについて調べしっかりとした知識をつけて
 アレルギーって怖いんだ!
 アレルギーって好き嫌いとは違うんだ!
 って思ってもらえるようになるといいなーと思いました。
 
 
 私も無知な分野が多いので
 日頃から勉強していこうと思いました。
 今のところ急ぎでは
 先述したアレルギーについてと
 心肺蘇生法について勉強不足だなと
 痛感しているところです。